デリケートトゥールの仕様

カントリーハウスのデリケートトゥール
弊社のカントリーハウス

デリケートトゥールの仕様

当社建設住宅の仕様についてご案内します。


①適切な基礎構造

 地盤調査(スウェーデン式サウンディング試験)は必ず実施しています。
 「地盤調査報告書」を発行します。

 調査結果に基づき基礎選定をします。
 ・布基礎構造
 ・ベタ基礎構造
 ・表層地盤改良の上に基礎構造
 ・柱状地盤改良の上に基礎構造
 など、その土地に適した基礎構造を取入れ施工します。

 不必要な工事とコストはかけないようにしていますが、基礎選定に
 よる不同沈下等の瑕疵は10年間地盤保証していますのでご安心ください。
 (「株式会社日本住宅保証検査機構(JIO)」によります)







②耐震・耐風・耐雪性の確保

 柱、梁と呼ばれる材料で組み上げていく木造軸組工法(在来工法)を
 採用しています。筋かいと呼ばれる斜めの材料が入る耐力壁量計算を行い、
 耐力壁をバランスよく配置しています。

 またN値計算により梁・桁と柱と土台の各接合部に補強金物を用い耐震性・
 耐風性を高めています。

 「耐力壁量計算書」とN値計算より各階の「接合金物割付図」を設計図書に
 つけています。

 弊社では、建物構造の主となる桁・梁は十分な太さの木材を利用し、
 また柱や束の数を増やしてます。

 床や屋根を支える下地材(根太・垂木)もたわみにくい背丈が高い材料を
 使用しています。
 仕上げとなる壁の下地材(貫)の間隔もより細かく施工しています。
 それにより強靭な構造となり建物の耐久年数が増します。

 使用する木材も木の種類により特性が違うので建物構造の主となる土台・
 柱や梁や桁など各々の箇所に適合した木材を使い分け、耐久性のある建物を
 建てています。

 このように強靭な構造にするのは、湿気が多い重い雪が積もる北陸地方で
 あるからでこそ大工としての実経験をも生かし施工しています。




③防水の措置

 雨水の侵入は、主に窓や外部のフードまわり等からが特に注意すべき
 箇所です。弊社では、使用する防水材を吟味し、適切な施工方法にて
 防水の措置をしています。

 防水施工の都度、弊社で細部まで検査しています。
 さらに第三者に検査を取入れています。




④適切な断熱材と断熱性のあるペアガラス窓

 断熱材の種類と使用箇所
  ロックウール100m/m  ・・・・ 屋根
  ロックウール75~100m/m ・・・ 外壁
  ポリスチレンフォーム保温板40~60m/m ・・ 1階床
  グラスウール75~100m/m ・・・ 1階天井、トイレ・脱衣室・風呂等の内壁

 外部に面する箇所にはより断熱材に優れたロックウールを使用しています。
 なおかつ、保温及び吸音効果を必要する箇所にはグラスウールを使用しています。
 外部に面した窓はもちろんすべてペアガラスを使用しています(遮音性も
 あります)。外部側も室内側も樹脂枠の窓、もしくは外部側がアルミで
 室内側が樹脂の複合構造の枠の窓を使用しています。
 いずれの窓も室内側のガラス面はもちろん、枠も結露することはありません。

   (画像:株式会社LIXIL トステム シンフォニーマイルド)
「株式会社LIXIL」公式サイトはこちら
「クレトイシ株式会社」ホームページはこちら


 
 北陸地方においては,このような断熱材やペアガラス窓の使用で必要十分な
 断熱性能があり、夏も冬も快適な生活ができます。



⑤気密措置

 弊社も含めここ最近の住宅はどれも気密はとれています。
 外壁には透湿防水シートを使用し、窓など開口部には防水気密テープを
 使用するなどによって、すきま風が入ってくることはありません。

 「高気密住宅」とは、建具や天井と壁のジョイント部分からの隙間を少なくし、
 冷房や暖房の効率をよくした住宅をいいます。
 この為、外壁の内側面から気密シート(ビニール)をはりめぐらし、機械換気等に
 よる計画的な換気システムが必要となります。
 しかし気密シートをはることにより壁内結露を起こす可能性があります。
 このような機械換気に頼る人工的な環境で生活することがはたして快適なので
 しょうか?
 弊社では「高気密住宅」はお勧めしておりません。


 窓を自由に開けられて自然の風を取り入れることが出来る家が
 安らぎの住まいではないでしょうか?




⑥シックハウス対策

 居室の内装の仕上げや天井裏等に、ホルムアルデヒドの放散量の少ない
 F☆☆☆☆等級の「規制対象外建築材料」を使用しています。

 高気密住宅の機械換気設備とは別として、全ての新築住宅に24時間換気が
 義務づけられております。
 換気量計算を行って適切な箇所に換気・吸気設備を設けています。
 「換気量計算書」を設計図書に付けています。





⑦外壁通気工法の採用

 建物下部から入ってくる空気を骨組と外壁仕上材の間に設けた空気層を通って、
 建物上部の軒裏や棟などから出します。
 それにより遮熱性が増し、主要な構造材や下地材の結露による腐食を防ぎ、
 建物を一層長持ちさせることが出来ます。






⑧防蟻の措置と床下の換気による防腐の措置

 土壌・床下の木材、1階床上から1mまでの木材及び水廻りの木材すべてに
 防蟻の措置を施しています。

 ※弊社では、防蟻効果を上げるため内部外部とも壁下地材の片面だけでなく
   両面に防蟻措置を施しています。

 「しろあり施工保証書(5年間)」を発行します。


 基礎パッキン工法を採用することにより効率的な床下全周換気が可能になります。
 さらに防湿シートを敷込むことで土壌から湿気が上がるのを防ぎます。

 それにより乾燥した床下環境となり主要な構造材などの腐食を防ぎます。





⑨バリアフリーへの配慮

 室内の床の段差は設けず、またドア・廊下や階段の幅を広くするように
 プランしています。
 階段の手摺は取付けるのはもちろん、弊社では階段の1段1段の高さを低し、
 どんな人も安全に楽に上り下りできる階段を提案しています。




⑩採光への配慮

 立地条件や方位に応じて、採光や日照をも考慮しプランしています。

 とりわけ北陸地方では、雨や曇りの日が多いためできるだけ窓などの配置や
 大きさを重要視しています。




⑪給水給湯管に被覆ポリブデン管を使用

 鉄管や塩ビ管に比べて耐熱性に優れ、なお上下左右・斜めと自由に
 配管できるので継ぎ手が少なく漏水の恐れが軽減されます。
 保温材が被覆にされているので断熱性があります。




⑫多様なニーズに対する対応

 「デリケートトゥールの仕様」についてそれ以外にもご要望がありましたら
 ご対応いたします。

 また 
  *2×4工法 
  *オール電化
  *太陽光発電・エネファームなどの創エネ・省エネ設備
  *蓄電池・エネルギー監視システムなどのスマート設備
  *免震・制震システム                 
 など取入れることもできます。


 お気軽にご相談ください。


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