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家を建てようと思い立ってから、かれこれ10年ほどが過ぎようとしていました。

家関連のグラビアなどでよく見かける、まあるい色瓦と塗り壁で仕上がった南欧風の家に憧れ、こうした家づくりを提案、建築してくれる会社を僕たちはずっと探していました。
しかし現実はなかなか難しく、似たような建物を創ってくれる会社はあったものの、僕らが望むような"ホンモノ志向の家"を創ってくれる会社はなかなか見つかりませんでした。
そんなある日、購入したリビング誌に目をひく家が掲載されていました。
凸凹の塗り壁や、部屋の天井にあしらわれた太く重みを感じる梁や室内の漆喰塗りの壁など、それはこれまであまり見たことがなかった家の仕様でした。しかも驚くことに、その家を作ったのはお隣石川県にある工務店であることがわかりました。
"こんな近くに僕たちが希望する家を建ててくれる会社があるかもしれない"。そう思う間もなく、すぐにその工務店に電話をかけていました。それがデリケートトゥールさんとの出会い、そのはじまりでした。
あれから三年という長いようで短い月日を経て、とうとうこの夏、我が家ができあがりました。
家を建てるということは、精神的にも肉体的にもたいへんな作業でしたが、"一緒に夢を叶えましょうよ"と言ってくれた出戸さんの言葉と、希望を隅々までかたちにしてくれたデリケートトゥールスタッフみなさんのおかげで、こうした苦労もどうにか乗り越えることができました。ほんとうにありがとうございました。
ものを創りあげるということは実にたいへんなことで、家ができるまでにはいろいろ様々なハードルがありましたが、デリケートトゥールの家は、こうした苦労も悩みも一つの思い出に変えてくれる、不思議な魅力をたたえた家だと思っています。
家に住みだして早一ヶ月余が過ぎましたが、家はとても住みやすく、アンティークな雰囲気が心の落ち着きをいつも与えてくれています。家に帰ることが毎日の楽しみになったことは言うまでもありません。
また我が家はあまり社交的な家庭ではなかったのですが、最近ではついつい友達を家に誘ってしまうようになりました。デリケートトゥールの家は、住んでいる人の気持ちも変えてしまうようですね。
最後になりますが、約半年間、我が家の希望要望に心よく応えてくださったデリケートトゥールみなさんに心から感謝したいと思います。(2008年11月記)
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