FumuroVilla-フムロビラ-

カントリーハウスのデリケートトゥール
弊社のカントリーハウス

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今年6月から7月にかけて、北フランスノルマンディー地方へ、
目的の一つでもある、リネンについてもっとよく知る旅に出かけました。

あれから、あっという間に11月になってしまいました、、。
今日はショップにある商品のご紹介と、リネンについて少しお話しさせてください。
(まだネットショップにUPしきれていません、、。)

こちらは、亜麻(リネン)の種が入っていたアンティークの麻袋で作ったクッションです。
こちらは、一点もので、ノルマンディの亜麻の生産地域に住むアレキサンドラさんの作品です。
生産地ということもあり、この地域ならではの素敵なアンティークリネンが見つかるそうです。
彼女は近くの布屋さんなどから、アンティークリネンが出たら、それを集めておいて、
ハンドメイドの作品を作っています。




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亜麻の花言葉は「感謝」。
小さな青い花は、午前中しか咲かないそうです。
背景の空の色が曇っているのが残念。
この茎を刈り取って乾燥させて、繊維を細かくしてから、
撚りをかけて糸にしていくのだそうです。
寒冷地でおもに栽培されますが、茎が細くて強風に弱いので、
台風のおおい日本では栽培が難しいようです。
また、一本の茎からは少量しか繊維が採れないのだそう、、。



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北フランスノルマンディ地区のリネンは、
ノーマンリネンと呼ばれ、フランス全土の約62%が栽培されています。
一年に一度、リネン(亜麻)の収穫時期に、その時期の収穫を祝ってフェスティバルが開催され、
さまざまなハンドメイド作家さんたちのお店が出展されます。



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亜麻を収穫するコンバインです。


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リネン素材のお洋服も近頃ではたくさん着てる人を見かけるようになりました。
リネン好きの人は、もうご存じの方も多いと思いますが、リネンについて少しだけ。


現在日本で麻と表記できるのは、リネンのアマ科の植物で、
おもにヨーロッパで使われていた麻繊維と、ラミーのイラクサ科の植物で、
おもにアジアで使われていた麻繊維のみです。
それ以外は、「指定外繊維」と表記され、
その中に「ヘンプ」があります。

リネン原料のフラックス(亜麻)は、
北ヨーロッパの涼しい地方で栽培される1年草の植物、
ラミー原料のラミー(苧麻)は、高温多湿な東南アジアなどで栽培される多年草の植物、
というように、リネン(亜麻)とラミー(苧麻)は原料からしてまったく違っています。

麻は「チクチクする」イメージがあるのですが、チクチクしない理由には
リネン(Linen)に含まれるペクチンがチクチクしないようにしています。
ですので、昔からヨーロッパリネンは高級繊維として、上流階級の下着や寝具、タオル類
等に使用されました。

ちなみにリネンはフランス語で「lin」ランと呼びます。


只今shopでは、弊社直輸入のリネン100%の上質素材で、
セミオーダーのワンピースやコートのご注文を承っています。
着丈や袖丈、襟もとのデザインを変えて自分流にカスタマイズできます。



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海外から仕入れたリネン製品やファブリック。
リネンやコットンで仕立てたお洋服やオーダーカーテンにご興味がある方は、
是非お気軽にショップへお越しください。


雑貨販売営業時間
AM 9:00~PM 12:00
PM 2:00~PM 5:00
休業日 第 2、4日曜日
その他臨時休業あり
tel:076-236-1315
e-mail info@deto.jp
ヨーロピアン雑貨・カントリー家具の販売
http://fumurovilla.com/
ヨーロピアンファブリックの直輸入販売
http://europeanfabrics.jp/




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